つのる不安

気になること

治ったのか?

と、疑心暗鬼なままの小さなしこり。

様子を見ること1週間。

突如、膨れる。

膨れると言っても、もともとの大きさと変わらない。

ただ、中の水分がちょっと多くパンパンに腫れている感じ。

……。

これは… どうなんだろか? 病院行くか?

そう思って、迎えた次の日の朝。

…。

また、小さくなってる。

小さくと言うより、無くなっている。

盛り上がっていた皮膚は、キレイに平らになっている。

強いて言うなら、皮膚はほんの少し赤い。

赤いと言うより、うっすらピンク色。

ううぅ~ん。悩ましい。

そのまま無くなっていくのであれば、それでいい。

もう少し、様子を見てみるか。

様子を見ること、一週間。

平気だ。変化はない。

そっか、こうやって終息していくのか。

そんな風に思えた、さらに一週間後。

………。また、腫れた。

そして、次の日、また消えた。

これを繰り返すこと、4回。

変化に気付く。

「……。なんか、ちょっと大きくなってないか?」

ここで、受診を決断した。

それが、健診の日。

この時、気になるしこりの両脇にも、新たな小さい突起物が存在していた。

でも、これは気にする必要の無いいつものヤツだと確信があった。

何でか分からないけど、「これは大丈夫」と思えた。

病院へ行き、先生に診てもらう。

先生も「あ~、多分良性のモノですよ。様子見でいいと思います」

両脇のヤツは、それでいい。

違うのよ。真ん中の、そいつは、違う。

もう一度、「消えては現れ、を繰り返すんです。」と説明した。

それでも、「大丈夫そうですけど、ねぇ…」とおっしゃる。

しゃーない。キラーワード発動すっか。

「肥満細胞腫の既往があります。」

この一言で先生も表情を変え、「刺して調べてみますか?」

そうしてください。是非。お願いします。

そうやって、細胞診をしていただいた。

健診もお願いしていたので、こてつんは処置室の中。

少し待って、再び診察室に呼ばれ中に入ると

そこには神妙な面持ちの先生。

あ~、こりゃぁ~、そういうことね。

思わず、「あ、出ちゃいましたか?」と声が出た。

「両脇のものは、大丈夫です」

ね、そうでしょう?そう思ってたもの。

「真ん中のところの皮膚からは…」

そして差し出された画像には、見覚えのある細胞。

「病理診断をしてみないと、正確なことは言えませんが…」

と、言う先生に「お願いします。」と即答。

そして、そこから2週間後にあたる先週の土曜

やっと病理診断の結果を受け取ることができた。

気になる「あれ」はアイツでした。

そう。

こてつん、肥満細胞腫、再発です。

不思議とショックは受けていない。
そうだと思っていたからかな。
そうと分かれば、必要な治療をするのみよ。 

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