それは3月のこと

気になること

こてつんには、ちびハゲがたくさんある。

主に背中。

最初にそれに気付いたのは、

肥満細胞腫の手術を受け、抗がん剤治療をしているころ。

治療をしているはずなのに、

突如、背中に小さいしこりを発見した。

注射のために隔週で通院していた頃だったので、

診察で「これは、再発ですか?」と焦ったのを覚えている。

当時の主治医の先生は「再発するには、早すぎる」

と言いつつも、しっかりと細胞診をしてくれた。

結果、「膿」

ニキビというか粉瘤というか、その類いのものだった。

その結果には安心したのだけれど

その後、その小さなしこりがあった部分が、おハゲとなった。

ちょうど、左右肩甲骨の下あたり。

それは把握していた。

去年、腰椎椎間板ヘルニアで手術したとき

ごっそりとバリカンで刈られた背中には、

把握していたおハゲの他にもいくつものちびハゲが確認できた。

…知らぬ間に、こんなに出来ていたのか。

そんな、驚きもあった。

その小さなしこりが、

ここ2年くらいは、首の後ろによく出来るようになった。

しばらくすると、キレイになくなる。ハゲるけど。

そういう体質なのか、そういう種のモノなのか

それは分からないままなのだけれど、

それでも良性であるならば、多少のおハゲなんぞ問題ない。

そう思って、今まで過ごしてきた。

その小さな丸いしこりが、ヘルニアの手術のころもあった。

首の後ろに、ひとつ。ふたつ。

ひとつは、気付いたら消えていた。

もうひとつは、ずっと残っていた。

でも、形も大きさも変化はないので様子見していた。

手術後、リハビリでプールに入るようになり、

濡れた毛を乾かすときには、看護師さんの手にも触れるはず。

「これは、ちょっと…」というブツであれば、指摘もあるはず。

見た目は、どっからどうみても今までのそれと同じだし

看護師さんから指摘されることも…なかった。

それが、3月の終わり頃

「あ、消えた」

平らになっていた。

ああ、よかった。消えたんだ。そっかそっか。

ハゲてはいるけど、それで済むなら、よし。

そう思って、安心したのもつかの間。

数日後には、元の大きさより一回り大きいか?の大きさで膨れていた。

その大きさは数ミリ程度だけれど、

ちょっと赤く腫れている感じだった。

あれ?あれ?

こりゃぁ… 化膿したのかな?

病院、いくかぁ~。

その翌日、朝確認してみると

すっかりとキレイに平らになっていた。

………。

治った、のか?

それが、気になる「あれ」との戦いの始まりでした。

ここから、毎日・朝晩の後頭部チェックが始まる。

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