寒いっすねぇ~。
お日様が出ていてくれれば、そこそこ気持ちよくお散歩できますが
夜は無理です。 ええ、わたしが(笑)
では、本日も続きます。回顧録。
悪性度の指標
犬の肥満細胞腫を調べると出てきます。グレードって言葉。
これは、肥満細胞腫の悪性度を示すもので
グレード1からグレード3まであります。
1から3にいくにつれ、悪性度は高くなる。
さらに低グレード・高グレードと別れる分類があります。
グレード1で完全に取り除けていれば、完治が望める。
グレード3であれば、余命宣告(おおよそ半年~1年)
というのが、まぁ、一般的のようです。
その間であるグレード2は、あいまいなところ。中程度ってことですね。
で、高グレードの場合 他の部位で発生・転移までの期間は著しく短く、生存期間も短い。
と、なるようです。
まだ確定診断を聞いていない私は、遺伝子検査を提案されたことにより、
これまた調べる、調べる(笑)
遺伝子検査をするということは、分子標的薬での治療を視野に入れる。ということ。
じゃ、分子標的薬ってどんなんよ?と、また調べる。
お薬自体は、飲み薬だし、ご飯に混ぜて飲ませることはできる。
副作用は、個体差あるし… まぁ、まちまち。
すでにインスタで知り合った方のおうちのダックスちゃんは、同じ肥満細胞腫で分子標的薬の治療をしていた。
薬の影響でおなかがゆるかったり、お世話もそこそこ大変そうだった。
うっしゃ。あたしも頑張る!
気合十分 やる気も十分。
検査結果
そして迎えた、結果を聞く日。
c‐kit遺伝子変異検査
「こちらが結果です」
差し出された報告結果が書かれた紙に記された項目。いくつかあった。
すべてにおいて <検出されず>
陰性
つまり、分子標的薬は効かない。
実際には、陰性であっても効く場合があるので、使用してみることもあるようですが。
そして最終病理診断結果。
肥満細胞腫 グレード2/低グレード
腫瘍の周囲組織への浸潤性が明瞭でマージンが確認できないため、再発などについては十分ご注意ください。
これは、ね。 最初の細胞診で大まか診断出てたんで。「そんなに違いはなかろう。」と思っていたので。最終診断を聞くのが遅くても焦っていなかったのは、それもあるんですよ。うん。
ようするに、こてつんの場合
肥満細胞腫自体は中程度の悪性・低グレードなので、まぁ、グレード3に近いほうではないかな。というもの。
問題なのは、「取り切れていない」ということ。
じゃぁ、また取ればいいじゃん。 はい、それも1つの方法です。
一般的には、取り切れていなかった場合は追加切除も選択肢に入ります。
が、こてつんの場合、原発巣部位にもう取れるお肉がないのですよ。
で、この結果から
「抗がん剤での治療をしましょう」となるわけです。
はい。了解です。 それで、お願いします。
こうして、こてつんは抗がん剤治療を受けることとなりました。
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