伯父の急逝で、バタバタしている。
「慌てて土日に行く必要はない」と言われていたが、
そこは、喪主になるであろう埼玉の伯父が
すぐに都合をつけることが難しかったから。
その埼玉の伯父が、「都合付いたから、日曜に行く」
と、言い出した。
と、なると、父も「俺も行く」となる。
それは、そうだろう。
が、私は月曜の仕事の調整ができていない。
「忌引きだ」といえば、休みは取れる。
けど、私以外に対応が不可能な状況である場合があるので
部署内の休暇状況を確認する必要がある。
なので、父だけ先に青森に行くことになった。
大宮からの新幹線を、埼玉の伯父が手配してくれたので
大宮までたどり着ければ、そこからは大丈夫だ。
大宮までは電車1本。
父ひとりでも、何とかなるだろう。
埼玉の伯父は、80歳近いがまだ現役で働いている。
なので、フットワークは軽い。
何度も一人で青森まで遊びに行ってるから、旅慣れてもいる。
じーさん二人でも、なんとかなるでしょう。多分。
でも、不安要素はあるので…。
「大宮で、いったん改札出るんだよ」とは伝えた。
「は?新幹線に乗り換えればいいんだろ?」と言うから、
「新幹線の切符は、おじちゃんが持ってるんでしょ?」
「切符なければ、乗り換え口から入れないでしょうよ。」と言うと
「あ!そうか。ああ、そうかぁ~」
…ね?( ̄▽ ̄;)
なぜ、こうも二転三転するのか。
それは…
いとこが、ね。
彼は青森にはいない。西の方で働いている。多分。
きちんと働いているのかも、疑問なところだが。
そこは、まぁ、うん。オブラートに包む(包まれてないけど)
嫁からの一報を受け、すでに青森に向かっているという話だった。
だから、「あいつが決めるから、決まってから行けばいい」
だったわけだ。
それが、昨日の朝になって
「まだ、青森に向かっていない」
は?
はぁ~…。
知ってたよ、そういう人だという事は。
だけど、さぁ。
それを知って、埼玉の伯父が「日曜に行く!」だったわけだ。
これから、揉めるよ。絶対。
とくに、金銭問題で。
あまり言いたくはない事だけど。
いとこの家は、ちょっと訳ありでして。
その、「訳」を金銭面で援助していたのが亡くなった伯父。
世話になってるんだよね? 頼りにしてたんだよね?
最期くらい、ちゃんと恩返ししてくださいよ。
この後、さらなる真相が露わになる事が、あったりすると思われる。
恐れていることが、事実とならない事を願う。
とりあえず、私は墓参りに行きます。
月命日ですから。母の。
墓前で、父が無事にたどり着き、
あまり揉めることなく話が進むように見守ってもらえるよう
お願いして来ようと思う。
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