月曜日の話。
皆が交代で休憩をとる昼の時間、
この時間は私は自分の持ち場ではなく、
休憩で人員の少なくなるエリアの交代要員として働くことが多い。
そんな、仕事中の私のもとに
そそそぉ~っと近づいてきて、
小声で「見ましたか?」と聞いてきた後輩女子。
「何を?」と聞き返すと
満面の笑みで「いい事、ありますよ♪」と告げた。
なに?なんのはなし?え?
「あとで、見てくださいね♪」
何を見ればいい?なに? あ、スマホ? なんかあるの???
そんな、???だらけの私に
にっこにこの笑顔で、「よかったですね♪」
そういって、軽くスキップ状態で去っていった彼女。
昼交代を終え、自分の持ち場に戻って確認。
ああ、そういうことか。
確かに、そこには私が喜ぶ情報があった。
その情報にも癒されたけど
それよりも
それを伝えに来てくれた彼女の気持ちに
なんだか、とっても癒された。
自分の事のように喜び、にっこにこの笑顔。
かわいいなぁ~。
ありがとう。
おばちゃん、元気になれたよ。
彼女とは親子ほどの年の差があるけれど
それでも、そんな彼女に教わることがたくさんある。
苦労してきたであろう境遇なのに、
擦れたところはない。
全力で働き、全力で遊ぶ。
そして、年の離れた弟の面倒を見ていたりも、する。
いろいろ思うところはあるだろうけれど、
愚痴や悪口を語っているのを、聞いたことはない。
とても大人なのだと思う。
相手の気持ちに共感して、素直に喜ぶことが出来る。
すてきな女性だわ。
見習わなきゃっ!
と、言う思いと
私が喜ぶ話を見つけ、それを伝えに来てくれた
その気持ちに、とっても癒されたのでした。
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