なぜ急に、遠方の友達に会いに行こうと思ったのか。
私の中では決して急ではないし、
ずっと会いたいと思っていたことに、噓はない。
ただ、行動を起こすことが怖かっただけ。
一方方向であれ、相互方向であれ、
昔からその姿を写真や動画で拝見させていただき、
喜んだり、楽しんだり、応援したり。
そんなわんこさん・にゃんこさんたちとそのご家族に
悲しい出来事が起きた時、
「いつか、お会いできたらと思ってました」と
決まり文句のように届けるのが、
悔しいのです。
こてつんがシニアになり、ハイシニアに向かっている今
同じように、みんな年齢を重ねている。
何かあってから悲しむくらいなら、
何もない今、会っておけばいいじゃないか。
楽しい思い出を、ひとつでも多く作っておけばいい。
そんなふうに、思えたわけですよ。
私自身、この先どうなっていくのかもわからない。
あとどれくらい、自由に動き回ることが出来るのか。
「何を、大げさな」とお思いの方もいるかもしれない。
でも。
母が乳がんを発症し、闘病を始めたのは60歳のとき。
あと10年もすれば、あたしはその年齢に追いついてしまうのだよ。
同じになるとは限らない。
でも、もしかしたら、すぐに何かに襲われるかもしれない。
時間は無限ではない。有限なのだ。
「今」という時間を、もっと大切に過ごさなければ。
思うように動けなくなる不安定な体調の中、
そんなこんなを、痛感していたのです。
無理はしない。
でも
後回しにもしない。
ちょっとずつでいい。
やりたいと思っていた事、叶えたい事。
できるところから、実現していこう。
それが今の目標なのです。
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