久々に噴火した話

ひとりごと

もうこの年になると、

ちょっとやそっとじゃ、動じない。

瞬間的に「はぁ?」とか「おいっ!」とか思うことはあるけれど

それをそのまま相手にぶつけることは、ない。

立場的なモノもあるけれど、

言ったところで、ねぇ?という諦めも、ある。

そんな私を、憤慨させた部下。あえて言う。部下なのだ。

普段私は直属の部下のことを「後輩」と言うようにしている。

「部下」って響きが好きではないのだ。

なんか、会社っぽいというか、線引きがすごいというか。

役職的には部下で間違いないけれど

普段からそこの垣根を作りたくなくて、上司っぽくはない存在に徹している。

そのせいかもしれないが、

最近の若者は…ってぇ事が、多いのが現状。

それでも、我々が育った頃のような言葉を投げつけたら

即パワハラでアウトですわよ。

その時代に合ったやり方を、考え模索し策を講じる。

でも。

普段からコミュニケーションをとり、話しやすい関係を築こうと

あえてアホなことも言ったりしている、こちらの配慮なんぞ…

お構いなし。

なのだな。

始業時間ギリギリにやってきて、

準備をしている私を見ても、焦ることもなく。

「急いでくれる?」と声をかけても

何が不満なんだか「…はぁ」

あん?と思いながらも、

「今日は○○だから」と指示を出すも

「…はい」と気のない返事。

堪忍袋の緒が切れるとは、こういうことを言うのか。

というくらい、ブチッと何かが切れる音がした。

あ~、そう。

じゃ、やってもらいましょ。できるんでしょ?分かってるんだよね?

し~らない。

言葉には出さずに、手伝うことをやめた。

そもそも私は検査要員ではなく、管理職的事務仕事をする予定だ。

準備をしてやる必要は、ないのだ。

それでも、手術の入室を控えた患者さんと主治医に迷惑をかけるわけにはいかない。

という責務で、準備を始めただけの話。

それを見ても、なんとも思わないのなら…

もう、しらない。

黙ってPCに向かい、作業し始めたら

「あのぉう、どこを撮ればいいですかぁ?」

はぁ?

言ったよね? 伝えたよね? 指示にも書いてあるよね?

返事したよね?

嫌そうに「はい」って言ったよね?

…言葉に出てしまった。

「あ~、はい。えっと、ここと、ここ…でいいんですか?」

あやまらねぇのか?おい!

あははぁん。

あ、そう? そうくる?

ほんなら、「自分で考えてやって」だわ。

この「自分で考えな」だけ、伝えた。

冷静かつ低い声で。

あ、冷静ではないな。

思いっきり、気分を害し怒ってますけど?な空気を十分に含ませて。だな。

検査を間違って、先生からクレームきても、あたしゃ知りません。

自分のケツは自分でふきな。

無礼かつ配慮の欠ける度重なる態度に、限界が来た。

久々に、イライラが止まらなかった。

手が震えて、キーボード打つことが出来ないほど、だ。

怒らせると、怖いんだよ? このおばちゃん。

あんた、怒らせたの初めてじゃぁ、ないよね?

し~らない。

そんな思考がぐるぐる巡り、

しばらく、過呼吸になるんじゃないか?というくらい

鼓動の早さを感じつつ、「落ち着けぇ、自分!」

と、自分との戦いを余儀なくされたのでした…。

普段の私はアホ全開で過ごしてます。

ある程度の年数を過ごしている後輩達は

このアホを怒らせるとどうなるか知ってます。

だから、ちゃんとわきまえる所はわきまえてます。

普段、くだらないことでわちゃちゃとしていても、

押さえるべき所は、ちゃんとしてます。

新卒で入職し、数年経ち、自分では一人前になってるつもりの世代が

やらかすんです。いつも、ね。

「先輩と自分の違い」を実感できるようになるまでは、続きます。

私は自分のことを、「出来る人間」だとは決して思ってはいません。

でも、「あんたたち、簡単に超えられると思うなよ」とは思ってます。

やれるもんなら、やってみな。

けんか腰なわけではない。

経験値という余裕は、経験しなければ培われません。

そこを理解するまでは、「この人は上司なのだ」と理解してもらえない。

さぁて、理解できるのかな?

怒られても、

「怒られちゃったぁ~。あはは~」で終わっちゃう子たち。

期待はしないけど、成長してくれる事を願う。

と、こてつんの笑顔を眺めながら思った昨日です。

久々にやっちまったなぁ。
何年かかってもいい。
理解してくれたら、おばちゃん救われます。 

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