昨日の記事を書き上げたのが、午前3時すぎ。
そこから2時間くらい仮眠を取った。
気付いたら、ローテーブルの下で寝ていたこてつんが
いつの間にか私の頭の横へ移動していた。
「あ、動けたんだ」
起きて、トイレシートを確認すると
大量のちっこがしてあった。
色はかなり濃い。でも、ちゃんと出ている。
ご飯を欲しがるそぶりは、ない。
動きもゆっくりだけど、歩けないわけではなさそうだ。
病院に行くにしろ、仕事に行くにしろ
とりあえず、身支度は必要だ。
歯を磨き、顔を洗い…としていると
ゆっくりと歩いてきたこてつんが、私の足元へ。
最近はこのスタイルでいることが通常。
でも、メイクを終えて移動しようと動いても…
ついてこない。
抱っこして、リビングへ移動。
「これは… 病院だな」
ボスが電話に出るであろう時間まで待って
急遽、お休みを申請。
今のボスは「犬が…」と言って快諾してくれる保証がない。
なので「お腹の調子が…」とだけ告げた。
嘘ではない。「私が」とは言っていない。
そんな言い訳をしながら、車を移動した。
よりにもよって、こんな日に限って車庫が使えなくなる日。
おおよそ1年前、落雷によって故障した機械式駐車場の
基盤交換工事が…
9時半から工事。その前に移動。
近所のコインパーキングへ。
その間、こてつんはケージに入ることなく
そのまま部屋でフリーにして待っていてもらった。
おとなしく、じっとしていた様子だ。
そこから小一時間
私が家にいることに安堵したのか
またローテーブルの下で寝始めた。
そろそろ出かける準備をしておこう。と、動き始めたら
それに気付いたこてつんが、私の後をついてきた。
それまでよりも、足取りは軽い。
ちょっと回復したのかな?
体に触れた感じ前日より熱は下がっている感触。
それでも、まだちょっと熱いけど。
どっちに転ぶか、ちょっと分からないな。
そんなこんなを考えながら病院に到着。
受付で前日のうんぬんを説明。
状態があまり良くないと判断されたのか
比較的すぐに呼ばれた。
再度、先生にも説明。
嘔吐の原因が
腎機能悪化によるものなのか
単なる胃腸炎なのか
胆汁からくるものなのか。
「何か、環境の変化とかありましたか?」
ないの。
考えたの。
少し前に記事にした、こてつんの下痢
あれと同じようなことが、2週間くらい前にもあった。
その前が1ヶ月くらい前かな。
そのあたりで変わったこと…
思い当たるのは、ひとつ。
朝のカリカリフードを、腎臓サポート食に切り替えた。
それまで、少しずつ配分を変えていて、ここら辺でほぼ腎臓サポート食へ。
これが体に合わなくて起きている可能性が高いかと。
そしてもうひとつ。
診察に呼ばれるのを待っている時、
ふと見たこてつんの目が… 黄色かった。
前日は無かった。白かったよ。
先生も、「若干、黄色いかな。」「でも、口の中には出てないですね」
もろもろを鑑み、
血液検査・腹部エコー・必要であればレントゲン
採尿は、出来るようであれば。
出かける直前にちっこしてしまったから、溜まっていたら。
ちっこの色が、濃いオレンジだったのだ。
これが、薬の影響なのか血尿なのか、判断できない。
「では、検査が終わるまでお待ちください」
こてつんをお預けして、待つこと1時間弱。
呼ばれた。
「ママさんの想定は正解でしたよ」
ああ。やっぱり。
画面に映し出されたエコー画像には
パンパンに腫れ上がった胆嚢が。
さらに胆嚢に近い部分の肝臓が炎症を起こしている。
幸い、膵臓は腫れてはいない模様。
案の定、血液検査の結果は
すこぶる異常値。
上限を大きく上回る跳ね上がりっぷり。
ビリルビンも爆上がり。
よって、目が黄色く感じたのは黄疸で間違いない。
「この状態では、入院になります」
…やはり。
そんな気はしてましたよ、ええ。
さらに
「エコー上、胆嚢が破裂しているか微妙です」
え…
「しっかりと裂けているわけではありませんが、亀裂が入っている可能性はあります」
え…
胆嚢破裂は、即緊急手術です。
命に関わる、重症です。
胆泥が溜まりやすいということは、
この状況を想定内に入れておかねばならないということ。
なので、頭の片隅には常に置いてあった。
だからこその、食事管理の難しさを痛感し
学ぶことをやめずに続けてきた。
そこにきて、これ。
実際、破裂しているかどうかは画像検査でははっきり分からない。
でも、破裂していれば、わかりやすくぐったりとするから
とりあえず、現時点ではぱっくりと破裂はしていないかと。
亀裂が入っている状態であれば、隣の肝臓と癒着して塞がる可能性もある。
点滴加療しつつ安定を図るのに1週間ほどの入院が必要。
そして一番の懸念。
かかりつけ病院は、夜間は無人になります。
もし、夜中に胆嚢が破裂を起こしたら…
誰もいないところで、旅立つ可能性がある。ということ。
私が、「夜間無人」に不安があることを先生は知っている。
なので「どうしますか?」
「夕方面会に来ていただいて、その時の状態で判断していただいて構いませんよ」
考える時間をいただいた。

一度帰宅。
まずは仏壇へ。
「こてつんをお守りください」
神様・仏様・ばぁば様。
こてつんが、元気に家に帰ってこられるよう、
どうか、お力添えをお願いします。
何度も何度もお願いし、手を合わせる。
そこから、こてつんの入院に必要なものを揃え…
呆然と動けなくなりそうな自分を奮い立たせ
とにかく動く。
動きながら、
「こてつは頑張ってる。だから、私も頑張る」
前日に盛大に胆汁を吐いて汚れたブランケットを洗い
そこここと片付けをし、
胆嚢破裂・手術・術後などなどの調べ物。
そして、奥底にしまい込んだ
最初の肥満細胞腫の手術の時に使った術後服を取り出した。
きれいに洗っておこう。必要になったときのために。
そんなこんなをしているうちに、気持ちは落ち着いた。
荷物を持って、再度病院へ。
案内されたICUの個室で、点滴治療中のこてつん。
声をかけると、顔を上げ「あ!」っと表情を変えた。
看護師さんが扉を開けると、
起き上がり「ママ!」と寄ってくる素振り。
それを見ていた看護師さんが「あ、元気だ」
来院時、40度あった熱も38度台に落ち着いたらしい。
下痢はしているらしい。
「下痢というより、流れ出た胆汁のような気がしますが…」
との私の言葉に、先生も「確かに、緑色っぽいです」
流れ出て汚れないよう、夜間はおむつを着用します。と。
「熱も下がり、状態も落ち着いてます。」
「この状態であれば、おそらく胆嚢炎。
もしくは、一過性閉塞だと思います。」
分かりました。お願いします。
と、入院加療をお願いしてきました。
もちろん、急変の可能性はゼロにはなっていない。
でも、薬の効果で胆汁が腸管へと流れ出ているのであれば
腫れた胆嚢も、幾分落ち着くはず。
「あとでもう一度エコーで確認します。
そこで腹水が確認されなければ、とりあえずは大丈夫かと。」
その後、先生からの連絡はない。
と、いうことは、大丈夫だったということ。
ならば、ひとまず最初の山は越えた。
そう思っていいのでしょう。きっと。
あとは、こてつんの回復力を信じて。

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