毎日、朝を迎えるのが怖かった。
何か、起きてしまっているのではないか。
ひとりで、淋しい思いをさせてしまっているのではないか。
緊急事態が起きてしまっても、私はそこにはいてあげられない。
抱きしめて、声をかけてあげることができない。
昨日の状態確認電話で
「すこぶる元気です。元気に走り回ってますよ」
「うんちもしっかり出てます。」
どうやら、危機は脱した。
そう思えたら
緊張の糸が、やっとほどけた。
久々に、寝落ちしていた。
いつもの目覚ましのアラームで、慌てて起きた。
「私は大丈夫」
そう思っていたけれど、そうでも無かったのかも。
心の中は、「どうしよう、どうしよう」でいっぱいではあった。
相変わらず、ご飯は自分で食べてはくれないらしいけど
それでも、持ち前の愛嬌の良さを振りまき
「すっごく元気になりましたよ」
と言ってもらえていることに、
ようやく安堵することができた。

家に帰ってくることが出来ても、
変わらず食べてくれなかったら…
その時は、私が食べさせてあげる。
一人でどこまで出来るかは分からないけれど、
それでも食べてもらわなければ、治るものも治らない。
その時のために、買ってみた。
フードクラッシャー。
カリカリフードを細かく出来るヤツ。
砕く大きさの手加減も出来て、良さそうだ。
まだ、使ってはいないので その使い勝手は分からないけれど。
家に帰ってきたら、「なんだったんだ?」というくらい
何事もなかったかのようにペロッと食べるかも知れない。
でも、今後必要になってくることはあるだろう。
老いて、柔らかいものしか食べることが出来なくなったとしても
こういうものがあれば、役に立つこともあるだろう。
ならば、ひとつ持っていても、問題ない。
今日は25日。
毎月恒例、お墓参りです。
墓前で、一山越えることが出来たことのお礼と
家に帰ってきたら、ペロッと食べるようになってくれるよう
お導きいただけるよう、祈ってきたいと思ってます。
それが終わったら、午後からまた面会に。
予定している血液検査とエコーの結果を聞きに。
良くなってるといいな。

もうちょっと。 もうひとふんばり!
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