それは年末のこと。
「元旦に帰る」
と連絡が来た。
はい。弟です。
姪っ子は一人で嫁さんの方のじーちゃんばーちゃんちに行くらしく
下の甥っ子のみ連れてくる、とな。
あ、ちなみに嫁ちゃんはお仕事。
元旦に来て、2日に帰る。って言うから
「どっちかで行く」と伝えていたのだけれど…
元旦はゆっくりしたかったのよね。
そんなんで、ボーッとしてたら
「来んの?」って電話が来た元旦。
「明日にするわ」って答えて、またボーッ(笑)
そして2日。
また鳴る電話。
「何時に来るの?」
今度はじーさんからだ。
あ~、はいはい。頑張ってなるべく早く行きますよ~。
そんなやりとりから始まった新年。
重い腰を上げて、実家へ行って参りました。
食べて話して、してたんだけど
弟が
「ケータイは?」って言うわけよ。
「あるよ」「貸して」
???とか思いながら渡すと、なにやら作業し始めた。
自分のスマホからQRコード使って、なんかを読み込んで…
「これ、インストールして」
はい?何のアプリよ?
あ。
カメラアプリだ。
そうです。
見守りカメラ。
あ~。そういうことね。と納得した。
「べつにぃ~」とか言いながら、
実はすっごい気になってるんだわね。
先月、じーさんとなかなか連絡が取れなかったことを、ね。
自分の家にあった、使ってないカメラを持ってきて…
設置したらしい。
「トイレには行くだろ。」と廊下が映るような位置に。
いつも使ってる部屋は、監視されてるようで嫌だものね。
連絡がつかなくても、動く姿が確認できれば
とりあえず安心できるだろ、とな。
この辺の行動力には、ホント感心する。
同じ遺伝子持ってるはずなんだけど、なぁ(笑)
とにもかくにも。
そのカメラは、ありがたく活用させていただきますよ。
そこまで頻繁に覗くことはないとは思うけど、
生存確認したくなったときには、遠慮なく。
弟は、口が悪くて、ぶっきらぼうで、ヤカラな印象なんだけど、
実は姉弟の中で一番優しいのかもしれない。
そんな再確認をした、昨日の出来事でした。
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