叶わなかった

ひとりごと

バタバタの仕事を終えて、帰宅した金曜。

台風が直撃しそうだから、

青森行きの日程を調整するかどうか、父と相談。

とりあえず、日曜まで台風の進路状況を確認し

その時点で面会の予約を変更するかどうかを決めよう。

と、電話を切った。

…すぐに着信。父からだ。

嫌な予感がした。

「さっき、亡くなったって」

会いに行く前に、旅立ってしまった伯父。

父は弟へ、私は妹へ連絡を取る。

すぐ向かうか、どうするか。

青森の、父の生まれ育った地域特有なのか分からないが

葬儀よりも先に、火葬する。

眠ってしまっていたとしても、その姿を見届けたい。

だから、慌てて予定をすり合わせる作業に明け暮れていると

なんやかんやと二転三転。

とりあえず、土日で行って帰ってくるつもりで動いていたが…

結局、行かない事になった。

理由はモロモロありますが。

きちんと予定が出てから動いても、遅くない。

という結論になったわけです。

「面会に」と取っていた休暇は、忌引きになるのかな。

と、いう事になってしまいました。

こてつんを、預けて出かけるつもりだった。

そのストレスを思えば、一緒に過ごせるようになったことは

喜ぶべきなのかもしれないけれど。

でも。

そんなに急いで逝かなくても、さ。

会いに行くって、言ったのに、さ。

切ないなぁ…

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