実家に寄った目的の一つに、
確認しておきたいものがあったから。
というのがありまして。
ずっと気にはなっていたのだけれど、
引き取るには勇気がいる。
でも、今の自分なら使えるかも。
と、思っていたもの。
お判りいただけますか?
編み機です。
その存在は、幼少期から確認していた。
母の持ち物であることは、認識していた。
ずーっと、押し入れにしまわれたままになっていたことも、
知っていた。
母が旅立った後、
一度は「処分する?」という話になったのだけれど
重たいし、とりあえず邪魔になっていないのなら
早急に対処しなくても。という結論になり
結局そのまま、また忘れられた存在となっていた。
部品がすべて揃っていて、取説もあるならば、
もしかしたら、活用してあげられるかも。
そう思って、思い切って引っ張り出してみた。
開けてみたら…
あら、まぁ。やっぱり。
カビなのかサビなのか、汚れもこびり付いて拭いても取れない。
昭和の産物。
高度経済成長期からのオイルショック。な頃の代物。
当時は一家に一台。嫁入り道具的存在だったらしい。
母が「欲しい」と言って購入したものらしいが
使っているところを見たことは… 記憶にない(笑)
「いや、1回くらいは開けたと思うよ」と、父は言うが
だとすれば、
使ってみよう!と開けたはいいが、
上手く扱うことが出来ずに挫折した。と、推測される( ̄▽ ̄)
製造元のリッカー株式会社という会社は
現在存在しないようだ。
おそらく、付属の部品も足りないものがある。
きっと、何の部品だか分からずに処分したんだろうね。
ああ、残念。
未開封、未使用状態で残っていたのなら、
どうにかこうにか、使えるかなぁ?と期待したのだけれど。
こりゃぁ、断念するしかなさそうだ。
ふぅ。
ちょっと期待したんだけどなぁ~。
しゃーないね、こればっかりは。
なんてったって、50年くらい眠っていた代物だし(笑)
どうしても編み機が欲しくなったら、
プラスチック製の軽いモノが発売されてるし、
新しいものを購入することを検討する方が、
得策のようです。
ちなみに、ミシンもある。ブラザーのでっかいヤツ。すっげー重たいヤツ。
「持ってけ」と言われても… 無理です(笑)
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